世界一周オーガニック修行旅の報告会

世界一周オーガニック修行旅の豊泉ご夫婦

世界一周オーガニック修行旅の報告会に参加(4/10)
このイベントは、
オーガニックをテーマに、計233日間世界を旅した、オーガニック夫婦こと豊泉美知洋さんと千鶴さんが開催されました。
2006年頃からオーガニックという言葉をあちこちできくようになりましたが、オーガニックの世界一周旅行をしてしまうのだから凄いです!
世界一周しながら100ヶ所以上のオーガニック専門ショップを見ては値段や売られ方の比較、エコビレッジや有機農園に訪れては、オーガニック農法を学び、オーガニックライフを体感されたそうです。

日本ではオーガニックコスメやレストラン・カフェは増えてきたものの
まだ慣行品と比べると物価は高く買いにくいのが現状ですね。
世界は一体オーガニックとどう暮らしているのでしょう。
皆さんにも私が気になった点を紹介したいと思います☆

ヨーロッパとアジアでのオーガニック
CSA(Community Supported Agriculture)


ヨーロッパとアジアでのオーガニック


“オーガニックやエコが盛んな国”ときくと私でも欧米を思い浮かべるくらい、
欧米生活の一部で当たり前の存在になっているオーガニック。
フランスでは毎週末にマルシェが開かれ、イギリスでは普段から街中のあちこちでオーガニックが購入でき、スウェーデンの美術館のカフェではオールオーガニックいう位、消費者にとってもオーガニックは身近なんです。

日本よりオーガニックが進んでいるアメリカも、5.6年前位からオーガニック商品はちらほら見えるようになっていました。しかし、有名店のホールフーズ・マーケットですら慣行品より割高で地域も富裕層にポイントを置いていた気がします。

ホールフーズ・マーケットにて

ロサンゼルスのホールフーズ・マーケットにて(2011年)


その中で群を抜いてオーガニックに密着しているのは、さすがエコロジーの国ドイツ
他国との違いは価格と国民の意識です。
国民が一丸となってエコロジーやオーガニックを応援しているのです。
そのお陰でオーガニックのメーカー・スーパー等が何社も出来、
今では慣行品とオーガニックの値段が変わらないそうです!!!

又、アジアでも日本と同じ速度でオーガニックが急上昇しているようです。
そんな中でも1番気になった国がタイ。
実はタイで初めてオーガニック農家になったのは日本人だそうです。
タイの水質汚染を止めたいという一心で有機農業を始めた大賀昌さん。
現在はタイ以外にもアジア各国で有機農業を広めようと頑張っている方です。
世界には強い意志をもって頑張っている方がいっぱいいる。
そんな方々に出会える旅の魅力を感じ私も早く世界を旅したい!と胸が弾みました。


CSA(Community Supported Agriculture)


日本の有機農業は、時間もお金もかかり、膨大な苦労があると思います。
ですから、日本ではオーガニックを安く買う事が困難な現状なのです。
日本の生活者※は、リッチな気分に浸りたい時・贅沢したい時・安心安全を求める時など
色々な理由でオーガニックを買います。
※生産者も消費者の一員として、日本野菜ソムリエ協会では消費者の事を生活者と呼んでいます。

今回紹介していただいた世界のユニークな有機農業で、そんな私のイメージが180度変わりました。
その中で、こんな形の農業が盛んになったら”持続可能”な有機農業ができるのでは?と思った仕組みをご紹介します。
Community Supported Agriculture(CSA)といって、
生産者と生活者が直々に契約して野菜を買う仕組みです。
生活者が会員となり年会費を支払い、生産者はそのお金でその人達の野菜を作るというもの。

面白い点が、会員はスーパーや野菜売り場にいって野菜を買うのではなく、
実際に畑へいき、自分でその日必要な分だけ野菜を選び・収穫するのだそうです。
誰がどこで作っているか聞く必要もないこの安心感、
旬も理解でき、目で体で満足する事が出来るでしょう。
又生産者も、苦労の多い有機野菜だけに、売れないかも・・・なんて不安もなく、
会員から年会費を集める事で、安定した農業が出来るのです。
生活者、生産者双方に利点がいっぱいですね。
これがこれからの農業のスタイルになっていけばいいのになと思いました。



<まとめ>
オーガニックが根付くには、1人1人国民の考え方が変わる必要があるように思えました。
質より量、高いより安いもの等、確かにどんなに強い意思を持っていても流されてしまうことだってあります。
しかし、この地球上に生きているのは自分だけではないと言う事を、私は忘れないで生きたいと思います。
時代が大きく変わり、オーガニックはとても大きなテーマとして重視されていくと思っています。
“Vote Organic”という言葉があるように、環境に配慮したり、生産者を応援したり、おいしい野菜が食べれるような環境をつくったり、
1人1人がどんな小さなことでも意識を変えていけれたらいいなと思いました。
今回報告会に出席し、オーガニックを意識するようになった人がこの1・2年でだいぶ増えたのだととても実感しました。
豊泉夫妻を見習って、私もどんな小さなアクションでもし続けたいなと思いました。
オーガニックを決してブームで終わらせない為にも・・・。

Akane